東大外科について

ご挨拶

楽しく手術手技を習得することができるので、
外科専門医試験に余裕をもって望むことができます

写真:石原 聡一郎
東京大学外科プログラム
修練統括責任者
石原 聡一郎

東京大学外科プログラムは、数ある修練施設群の中でも最も修練施設の多いグループの1つで、57施設を有しています。グループ全体の年間症例数は68,866例(2019年)であり、募集専攻医数30名がフルマッチしても、なお十分過ぎるハイボリュームの臨床規模を誇っています。修練施設は東京・関東エリアを中心に東北地方から東海地方に広く点在しており、それぞれ特色ある診療内容を誇っています。それもそのはず。東京大学外科分野の9診療科(大腸肛門外科、血管外科、肝胆膵外科、人工臓器移植外科、胃食道外科、乳腺内分泌外科、心臓外科、呼吸器外科、小児外科)すべてが、総力を挙げて協力体制を整えているからです。サブスペシャリティでどの分野に行こうとも、どの病院でも温かく迎えてくれます。

新制度が始まる以前から、東京大学外科グループで修練を受ける大多数の専攻医は2年間で専門医申請に必要とされる手術経験を楽々クリアして、3年目にはさらに重層的に手術経験を積み重ねて外科専門医資格を余裕をもって取得してきました。外科専門医取得後のサブスペシャリティ各分野(消化器外科、心臓血管外科、呼吸器外科、乳腺外科、小児外科)の修練については、2022年からようやく正式に開始されました。東京大学外科プログラムに所属する57病院の中には、前倒しで連動研修が可能な施設が数多く含まれています。

修練指導医を始めとした指導医層も重厚で、面倒見のよい指導医が多いのも特徴です。忙しい中でも楽しく手術手技を習得することができますので、外科専門医試験にも余裕をもって望むことができます。

私たちは、皆さん一人一人が一流の外科医になってもらうことを希望しています。一緒に楽しく、充実した仕事をしていきましょう。日本の次世代の外科学を担う皆さんが東京大学外科プログラムを志してくれることを心待ちにしています。

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